木枯らしとも思える
強く吹く風
私の横を通り過ぎ
液晶テレビの
その向こう
天気予報士の
通りの良い声が
私の記憶に
ふと蘇った
「冬型の、、、」
なんであったか
とんと思い出せない
私は思考を
置いてけぼりにして
歩いていく
そのうちに
肩が濡れている
天が泣く
恋々として
そのつめたさが
わかりやすく呟く
「冬型の気圧配置です」と
冬はもうそこまで
迫っていた
空いた時間に作家だよ。統合失調症という「才能」が綴る世界
木枯らしとも思える
強く吹く風
私の横を通り過ぎ
液晶テレビの
その向こう
天気予報士の
通りの良い声が
私の記憶に
ふと蘇った
「冬型の、、、」
なんであったか
とんと思い出せない
私は思考を
置いてけぼりにして
歩いていく
そのうちに
肩が濡れている
天が泣く
恋々として
そのつめたさが
わかりやすく呟く
「冬型の気圧配置です」と
冬はもうそこまで
迫っていた