夜の闇夜に閉じ込められて
昼の光がわからない
蛍光と日光の
違いさえもわからぬ程に
あんまりにも儚くなって
あんまりにも見たくなった
実際には闇に慣れた
自分の眼差しでは
極光すぎて目を潰される
そういう怖さもあるけれど
でも それでもなんだ
あの可視光線を見て
感じたんだ 希望の光
前途に光明を見出したんだ
そうして今恐れをなした震える手で
扉を開き 広がる光景
ふとまてよ そうか
なんで闇に閉じ込められたんだ?
こんなにすぐに出れたのに?
そうだったのか 気付いたんだ
光への道すじ知って
私こそだったんだ 今
光沢を増して 己自身が
そう自分こそがだれかをみちびく
大切な人を導く
光となるんだ