途切れ途切れの僕の希望って
光は筒抜けだね ぼろぼろのカーテンみたいで
不快さを部屋中に撒き散らして
乱反射する光の屑を眺めてる今
遠くを飛び交う理想の群れを
空虚さに抱かれて見守るのかい?
旅立ちの前の夜の興奮を
いまだに僕は忘れはしない
正義の卵を大事そうに育てたって
社会の前では弱さを丸めただけの球体
僕はそれを割って踏み潰して
赤い卵を宙(そら)へ掴みに飛びたい
離れ離れの君の声って
どこかもろくて薄いね 水浸しのティッシュみたいで
不純さで強引には 掴めないよね
儚さにじむ存在感を噛み締めてる今
素朴を装う狼の群れに
飛び込んで仲良くなれるかい?
旅立ちの前の夜の純粋を
臆病に僕は忘れてくのかな・・・
正義の卵を大事そうに育てたって
社会の前では弱さを丸めただけの球体
僕はそれを割って踏み潰して
赤い卵を宙(そら)へ掴みに飛びたい